で、話を戻して。
某点の店頭にてフルセット版を見たときにこう呟いたね。
「店にとっては迷惑」
前述のように無意味にでかい箱のため、店頭で目立つ。
おかげで探さなくても済んだのは良かったのですが。
どう考えても持ち運びに困る箱を抱え、帰路の途中で携帯に着信。
「バグが見つかった。今すぐ事務所に来て直せ」
#ちなみに着メロはFC版Wiz#1のタイトルテーマだったりする
・・・ああ、行ったさ。
無意味にでかいエロゲーの箱を抱えて会社に。
まさかエロゲーを抱えて、職場に行くハメになるとは。
仮に例の末利がデカデカと描いてあるパッケージを見られたら、次の日から出社したくなくなります。はい。
本題。
「家族計画」
タイトルだけを聞くと、例の「明るい〜」とのフレーズが頭に思いつき、
かつ例のOKサインを出したくなりますが、そこはそれ。
ある程度の年代ならば「女の子に幻想を抱きすぎです」と言いたくなりますが。
いかに家族を増やすかといった内容で無くて、偽装として既にできあがった家族を作りそこで繰り広げられるストーリー。
赤の他人が目的のために結束する相互計画。
タイトルだけを聞いて、思わずハァハァしてしまった兄貴には残念ですが。
よくユーザを裏切るD.Oですが、相変わらずです。
バックに付いているソフトウェア倫理機構は伊達じゃありません。
というか、そのものなんですけれどね。
さくっと登場人物紹介。
詳細についてはメーカのHPがよくまとまっているので、そちらを参照のこと。
括弧内は俺的名称。
高屋敷一族。
個性あふれる面々です。
父 :高屋敷寛(若本規夫)
母 :高屋敷真純(湯上がり卵肌)
長男:高屋敷司(つかったん)
長女:高屋敷青葉(姉様)
次女:高屋敷準(ぺろりーめいと)
三女:高屋敷春花(うまうま)
四女:高屋敷末利(エロ担当腐女子)
その他サブキャラクター。
要所要所で美味しい所を持って行きます。
・久美景(二十歳独身)
・劉家輝(子安武人)
・劉楓(メイプル)
・ウェルカム(ソウルブラザー)
・山名由利(娘)
・小夜(ょぅι゛ょ)
登場人物に関しては多くなく少なくなく。
それぞれがストーリーに絡んできます(一部例外あり)
個人的には高屋敷寛がオススメ。てゆーか、このゲームの顔。
是非とも声つきでプレイして欲しい位に。
とりあえず女性キャラでは・・・そりゃ、青葉姉様ですがな。
サ○ウのごはんを喰らいつつ毒絵を描くスキルや、真夏でも長袖を着るのはヤク中確定な感じですが
某火事場でのシーンはゲーム中1、2を争う部分かと思われます。はい。
攻略順については、本能の赴くままでお好きに。
分岐に関しては好感度をフラグにしているので、選択肢を任意に選ぶだけでOK。
手順に関してはメーカのHPを参照のこと。
特に変な部分は無いので、この手フラグ管理ゲームに不慣れな人でもあまりストレスを溜めることなく、進める事ができる、と。
適当に選択するだけで良いので、日頃このタイプのゲームをやらない人は特に。
てゆーか、俺。フラグパラメタが表に出ないゲームは実は苦手。
#AIRぐらいでも駄目。何回観鈴に見送られた事か
個人的なオススメとしては、単純に年齢順で良いかと。
それぞれのシナリオが微妙に絡むので、それなりに継続してやらないとかったるいかもしれません。
実際は
青葉 → 末利 → 真純 → 準 → 春花
でしたけれど。
青葉が一番はじめなのは、本能です、はい。
連続して消化するのであれば、 真純を真ん中に 春花を最後にする方が良いかと思います。
真純シナリオは手抜きが目立つので、当初に持って行くと辛いかもしれません。
潔く触れないのも一個の手かもしれません。
プレイ時間が長いので、それなりの根気が必要です。
分岐後は一本道なので、シナリオを深く楽しむノリでどうぞ。
ただ、シナリオに矛盾があったりしますが、そこはそれ。
デッサンが狂っていたり、使い回しの多いグラフィックも目を瞑るのが大人ってもんです。
とりあえず、真純だけはどうにかして欲しかった。ケガしてねーじゃん。
確かにアラは目立ちます。
「納品したからもうシラネ」てなノリで作られている様な気もします。
もしかして、短期決戦で制作をしたのではないか、と。
いや、あのデッサンの狂った絵を納品する時点でどうかと疑いたくなる次第で。
絵的には結構好きなんですが。
ストーリーとしては、前述の矛盾する点が目立つのですが、それなりにまとまっています。
良いか悪いかを決めつけてしまうと、「強いて言えば良い」
家族というテーマに対し、最後に結婚という形を持ってくる(例外有り)のは賛否両論かもれませんが、
ある一つの表現だと割り切ってしまうのが吉です。
そりゃ、突っ込み所は満載でしょうけれどね。
しかしながら、テーマの選択としては良い傾向である、と。
ありがちな学園モノ(高校ではなく学園)や純愛モノに走らずに、あえて家族というテーマに対して、
それなりに消化できているのは共感が持てるのではないか、と。
食傷気味てなワケではないのです、単に個人的にその手のヤツはあまりやらないだけ。
頭の悪いおんにゃのこがたくさん出てきて、お涙頂戴のストーリーはKanonでもう決着が付いてます、俺としては。
#KanonよりもAIRを推す理由の一つ
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